前の記事からしばらく経ってしまってすみません。お久しぶりです、タイガーこと、私です。
私ことMakikomi Tigerと先日週刊アスキーさんに書いていただきましたが、本名全くかすってないですからね!!!!!逆ですからね!!!!!
タイガーって呼ばないで!!!!!笑
さて、本題です。
私は最近きちんと勉強しようと、本を読み始めました。
それがこちら!Amazon Web Services 実践入門です!
この本自体が2015年の分に発行されているので、今では少し変更されているところもあるそうですが、入門編にはいいんじゃないかとオススメしていただきました!
Amazon Web Services(以下:AWS)に関しては名前は聞いたことあるけど、結局何ができるんだお主・・・というものばかりだったので、実際に見たいけどとりあえず予備知識が足りなさすぎる!本!となった次第です。笑
今回はざっくりとしたAWSについて、あとはEC2(Elastic Compute Cloud)についてまとめてあります。若干私のまとめノート的役割なので、メモっぽいところがあるかもしれません。ごめんなさい。また、間違っているところ等あればご指摘ください。
AWSの特徴
豊富なサービス
フルマネージドサービス(DNSサービスや、コンテンツ配信サービス)をうまく組み合わせることにより、高負荷に耐えうる、信頼性の高いシステムを少ない手間で運用可能。
柔軟なリソース
必要なときに必要な分だけサーバの数やスペックの調達が可能。いつでも処分も可能。
従量課金
使った分だけ支払う従量課金モデル。
以下にまとめてみました!
AWSの特徴まとめ
AWSはサービスを組み合わせて、少ない手間で運用が可能。サーバの数やスペックはいつでも足し引き可能。
その代わり使った分はきちんとお金払えよ!!!スタイルです。
世の中の原理ですね。ギブアンドテイク。(雑)
AWSを支える概念
リージョン
AWSの各サービスが提供されている地域。リージョンによって利用可能なサービスが異なる。そのリージョンで利用可能か確認が必要。
基本的にアメリカのリージョンで使用可能になった後、徐々にそのほかのリージョンでも利用可能。
アベイラビリティゾーン
どのリージョンにも2つ以上存在。耐障害性のためで、1つが潰れたらそれ以外でシステム稼動可能にする。これにより、AWSの耐障害性が確保される。
高速回線で接続しているため、マスタの更新を大幅な遅延なく同時書き込み可能。
エッジロケーション
コンテンツ配信サービス CloudFrontやDNSサービス Route53を提供する場所。ユーザーに近いところに存在していることによって、高速通信が実現できる。
概念に関してもまとめていきましょう!
AWSの概念まとめ
リージョンの中にアベイラビリティゾーンが2つ以上ある。エッジロケーションはサービス提供の場所。
さて、今まではAWSのざっくりしたところを見ていきました!次からは、Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)!
Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)の概要
Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)
仮想サーバを必要なときに必要なときだけ調達でき、使った分だけ料金が発生する。
インスタンスタイプ
サーバのスペックを定義するもの。これによって、利用料金(時間単価)も変わる。EC2の利用料金は時間単価×利用時間。
AMI(Amazon Machine Image)
仮想サーバの起動に必要な情報が入っている。OSや通常データとブロックデバイスマッピングという特殊な情報も含まれる。
ブロックデバイスマッピング:インスタンスに接続するブロックデバイスと、OSから見えるデバイス名を定義。
AMIの種類
AMIにはInstance Store-BackedとEBS-Backedの2種類ある。ボリュームという単位で表現される。
インスタンスストア
インスタンスストアは、インスタンスの生存期間に依存。停止(stop)、削除(terminate)するとなくなる。なので、無くなってはいけないものは置かない!
インスタンス専用の一時的なストレージ。つまり、他のインスタンスへ付け替えることができない。
直接インスタンスにつながっているため、インスタンスタイプによってはSSDが利用できる関係でEBSよりも高いパフォーマンスが期待できる。計算時の一時ファイル置き場や再生成可能なファイルなどを使うときなファイルなどを使うときでメリットを得られる。
インスタンスストアは、インスタンスタイプによって利用できるかが決まっている。ボリューム数と容量もそれぞれ異なる。
EBS(Elastic Block Store)
EBSは作成して削除するまで生存するため、インスタンスの生存期間よりも長く存在。(今はこちらの方が主流)
高い可用性と耐久性を持つストレージ。ボリュームという単位で表現されるので、EBSボリュームと呼ばれている。 EBSボリュームを作成するにはEBSボリュームタイプと容量を指定。タイプによってパフォーマンスが異なるため、システムの役割や用途から必要なパフォーマンスを計算して選択することが重要。パフォーマンスの単位はIOPS(Input/Output Per Second)が使われる。
EBSのボリュームタイプは
- EBS 汎用 SSD (gp2) ボリューム
- EBS プロビジョンド IOPS SSD (io1) ボリューム
- EBS スループット最適化 HDD (st1) ボリューム
- EBS Cold HDD (sc1) ボリューム
- EBSエラスティックボリューム
- EBS スナップショット
この6つ!(本に記載のものから変更があったそうなので、AWSのサイトを参考にしました。)
gp2ボリューム
ハードウェア:SSD(Solid State Drive、フラッシュドライブ)→IOPS 負荷が高い
容量:1GB~16TB
用途:開発/テスト環境、インタラクティブで低レイテンシーのアプリケーション、ブートボリュームを含む幅広いトランザクションワークロード
価格:0.10 USD/GB-月
最大10,000IOPS。
幅広いトランザクションワークロードに対応できる価格とパフォーマンスのバランスが取れた汎用 SSD ボリューム。
io1ボリューム
ハードウェア:SSD(Solid State Drive、フラッシュドライブ)→IOPS 負荷が高い
容量:4GB~16TB
用途:I/O 負荷の高いNoSQLデータベースとリレーショナルデータベース
価格:0.125 USD/GB-月 or 0.065 USD/プロビジョンド IOPS
最大32,000IOPS。
レイテンシーの影響が大きいトランザクションワークロード向けに設計された極めてパフォーマンスの高い SSD ボリューム。
st1ボリューム
ハードウェア:HDD(ハードディスクドライブ)→IOPS 負荷が高い→MB/秒が高い
容量:500GB~16TB
用途:ビッグデータ、データウェアハウス、ログ処理
価格:0.045 USD/GB-月
最大500IOPS。
高いスループットを必要とするアクセス頻度の高いワークロード向けの低コストの HDD ボリューム。
sc1ボリューム
ハードウェア:HDD(ハードディスクドライブ)→MB/秒が高い
容量:500GB~16TB
用途:1日あたりの要スキャン回数が少ないコールドデータ。
最大250IOPS。
アクセス頻度の低いワークロード向けに設計された極めて低コストの HDD ボリューム。
EBSエラスティックボリューム
エラスティックボリュームは、アプリケーションのニーズの変化に応じてボリュームを簡単に調整できる機能。
ダウンタイムの発生やパフォーマンスへの影響なく、動的に容量を拡張して、パフォーマンスを調整し、新規または既存の現行世代のすべての種類のボリュームを変更できる。
ボリュームの設定を後から変更できるので、現時点で必要な容量とパフォーマンスを持つボリュームを作成でき、計画サイクルの時間を削減できる。
Amazon CloudWatch と AWS Lambda を合わせて使用することにより、ボリュームの変更をアプリケーションのニーズの変化に合わせて自動化できる。
EBSスナップショット
ボリュームのポイントインタイムスナップショットを Amazon S3に保存。
最後のスナップショットが保存された後で変更したブロックだけを保存するため、料金は変更したブロックの分だけ。
複数の新しいボリュームをインスタンス化するときや、1 つのボリュームのサイズを拡張するとき、あるいはボリュームをアベイラビリティゾーン間で移動するときに使用できる。新しいボリュームを作成するとき、既存の Amazon EBS スナップショットを元に作成することも可能。その時、新しいボリュームの初期状態はそのスナップショットの完全な複製になる。
EBSとインスタンスストアの比較
永続性:EBS(スナップショット利用時)>インスタンスストア
耐久性:EBS(99.5~99.999%)>インスタンスストア
パフォーマンス:EBSはランダムアクセスに強く、インスタンスストアはシーケンシャルアクセスに強い
用途:EBSはOSやデータベースなどの永続性と耐久性が必要なストレージ向き、インスタンスストアは一時ファイル、キャッシュ、スワップなど、失われても問題がないストレージ向き。停止や消去をすると復元不可のため注意する。
費用:EBS(有料)>インスタンスストア(無料)
AMIの仮想化形式
AMIには、準仮想化(Para Virtual, PV)とハードウェア仮想マシン(Hardware Virtual Machine, HVM)の2種類の仮想化形式。
AWSはHVMを推奨、新世代のインスタンスタイプではHVM必須のものがあることから HVMが主流。
EC2のざっくりしたまとめに入りたいと思います!
Amazon Elastic Compute Cloud(EC2) まとめ
EC2は仮想サーバを必要なときに必要なときだけ調達でき、使った分だけ料金が発生する。
インスタンスタイプはサーバのスペックを定義。どのタイプかによって時間単価も変わる。スペックの高さによって料金も上がる。利用料金はタイプごとの時間単価×利用時間。
AMIはInstance Store-Backed(インスタンスストア)とEBS-Backed(EBS)の2種類。
インスタンスストアは無料で使えるが、停止や削除をすると復元不可能なため、一時的なファイル保存やキャッシュなど、再生成可能なファイル、失われても問題のないファイルに向いている。
EBSは有料だが、高い可用性と耐久性を持つ。OSやデータベースなどの永続性と耐久性が必要なものに向いている。ボリュームタイプによってパフォーマンス(単位:IOPS)が異なるため、使用用途によって使い分けることが大切である。
ここまでざっくりした概要をまとめていきましたが、次回からは実際に使ってみたことなどを書いていきたいと思います!
読んでいただきありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう☺︎