AWS re:lnventに参加してきました!

(この記事はAdvent Calender AWS re:Invent 20183日目の記事です。遅れてすみません!)

さて、どんどん年末が近づいてきていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか…たいがーこと、カナです。

実は昨日までアメリカにいました!人生初アメリカ!なんのためにいたかと言いますと…AWSの最大のイベント!re:Invent!

昨年の12月頃、JAWS-UG KOBEで聞いたre:capが一年前かと思うと、時間の速度にびっくりします。実際に行った自分にも少しびっくりしています。

直前までゼミの課題に追われ、何も用意せぬまま気づいたら1週間後に渡米が迫り…服どうしたらいいんだ!もうこれでいいや!などなりながら、なんとか出発!(Facebookで質問等答えてくださった方々ありがとうございました。)

イベント前日

11月24日出発の12月3日帰国。24日はほぼ移動で終わりました。とりあえず着いて早々、事前に手に入れていたSIMが使い物にならないと判明し、wifiルータの手配やなんやらで意外と忙しくしていました。

とりあえず初めてのアメリカだったので、前入りして一日観光しました。

ホースシューベンドやグランドキャニオン、Route66などの観光地をツアーで回りました。深夜の2時集合です。アンテロープ、すごくよかった…

帰りの時間が前日レジストが出来そうならしようと考えていました。前日レジストは8時半まで。会場の中の二つ、VenetianとAria、マッカラン空港ですることが出来ました。

時間的に間に合いそうだったので、Ariaでバスから降ろしてもらい、すぐレジスト会場に向かいました。私は初めてのアメリカに少し浮かれていたのかもしれません。

事件はそこで起こりました。

まさかのレジストができない

レジストをするために事前登録しておいたアプリで表示されるバーコードを読み取ります。渡航前に写真を登録しましたが、登録が直前だったためにできておらず、もう一度写真を撮ったり。

そうして登録を進めて行き、パスポートを提示すると、しばらくパスポートを見つめたスタッフの方にHelp Deskに行こうと言われました。

事前登録で何も問題がなかったし、なんでだろうと不安になりながら、Help deskのお姉さんのところへ。よほど不安な顔をしていたのか、レジストのスタッフの方にDon’t worryと励まされながら向かいました。

Do you have an approval?

Help deskのお姉さんはそう、私に問いました。

最初approvalの意味がわからず、とりあえずGoogle翻訳。

approval:承認 だと出てきました。私自身コミュニティから参加しているものの、承認という形で来ていませんでした。他の方、ここで止められたって聞いたことないのに。なんで!と。

何故承認がいるのか聞いてみると、21歳になってないから。イベントのtermの中に記載していたようで、登録が出来ていたにも関わらず厳しいと。ラスベガスのあるネバダ州は21歳から成人なんですよね。お酒が普通に提供されるイベントだからなのかな…

前日のレジストが25日。私の誕生日が29日。re:Playは入れるけど、それまでの日は厳しいかもと…一番楽しい日は参加できるよ!29日に来たら色々手伝ってあげるから!明らかに凹んでいたのか、何も出来なくてごめんねと申し訳なさそうにHelpdeskのお姉さんたちに言われました。

29日までの3日間観光確定か?!という、まさかの緊急事態。

すぐその場にいたJAWS-UGの方がAWSJのコミュニティ担当の方に連絡してくださり、その方からイベントチームのみなさんに伝わり…と様々な方のおかげで、無事に次の日の1日目の午前中には入ることができるようになりました!!!私のために動いてくださった皆さん、re:Inventの1日目という忙しい中、本当にありがとうございました。

1日目

UNDER21

そう書かれたタグを、次の日イベントチームの方と貰いに行き、よかったね!と色んな方に祝福されながら1日目。(誕生日まであと3日)

昨日の雰囲気だと諦めなくちゃいけないのかなと、1日目のセッションよく見れていなかったり、re:Inventのシステムに慣れていなかったりで、本当にもったいない事をしてしまったなと反省しています。とりあえず雰囲気にも飲まれていた私は、ほぼバスを使うこともなく、1日の大半を徒歩移動をしていたので3万歩以上歩いていました…もったいない…その時間に何か聞けばよかったのに…

re:Invent前にやり取りはしていたのですが、1日目は会えないかなぁと思っていたテックエバのJulioと再会し、Julio〜!と手を振ると向こうもKana〜!と返してくれました!写真撮ろうよとなり、とりあえずやったー!となってました。笑

JulioはJAWS DAYS2018に来てくださっていて、その時からinstagramで繋がっています。本当にいい人。

1日目のcommunityのセッションはとにかく英語に慣れていない体に慣れさせる事に必死で、何箇所かは笑えましたが、内心聞き取るので必死でした。笑

なんて言った!と思った瞬間に次の話題に飛んでいることもしばしば…

そのcommunityセッションの後に、JAWS DAYSの時に仲良くなったTak、VitやタイUGのNat、Nonと会いました。再会できて嬉しかったなぁ…Thai UGのみなさん、優しすぎて本当に大好きです。とりあえずTakとはre:Invent中に何回もハグしていました。Natは私のinstagramをフォローしてくださっていたみたいで、その話でTakが繋いでくれてすぐに仲良くなりました!その流れでNonも!

その後ベトナムのユーザーグループのAnhの声かけでその場にいたみんなで写真を撮り、次のセッションへ。行きたかったセッションがWalk-Up onlyで並んだら入ることが出来るかもしれないものばかりで、結局1日目が終わりに近づき、SponsorブースがあるExpoに向かいました。

その後Monday nightに参加し、事例紹介等を聞きながら1日目終了。

1日目でだいぶコツを掴んだので、とりあえずホテルに着いてからセッションの予約をきちんとして就寝。分からないかもしれないけどAdvancedのセッションも。Monday nightで発表された新サービスのセッションも入れました。

2日目

女性が働くってどこの社会でも難しい。どう自分を出していくかが焦点。

2日目になりました。朝ごはん、普通に会場で食べられたのに、謎にドーナツとコーヒーを道中で買いました。お金もったいなかったけど、美味しかったからいいや。日本で食べた事なかったクリスピークリームドーナツ。朝早すぎてお客さん1人しかいませんでした。笑

Overflowのため、中継が行われているCloudFormationのセッションを聞くためにMGM Grandへ。

入ってから遠いと噂には聞いていましたが、本当に遠くてびっくり。しかし、一番雰囲気の好きなホテルでした。住みたい。(無理)

中継セッションはセッション番号のところに書いてある色のヘッドホンから音声が流れてくるスタイルです。

私は青だったので、青色のヘッドホンが置かれている席に座り、映像を見ました。後ろから見て、こんな感じで青色の人がいっぱい。

朝一にこの形式のセッションを入れると、疲れからの眠気にすごく誘われるので、コーヒーを持ち込むことをお勧めします…笑

その後Woman TechのLTに。このセッション、すごく好きでした。本当に聞いてよかったです。実際に、管理職として働いている女性によるLTでした。

まず会場に入る前にReservedの人だけの列に並ぼうとすると、すごい人がいっぱいいて、みんなでここかな?と聞き合う感じがすごく好きでした。私のMGMが好きなポイントの一つです。部屋の構造的にすごく人が多く見えてしまうのか、列があってるか不安になるけど逆にそれがいいなぁと。会話のきっかけにもなりますし。

いざ会場に入ってみると男女比は3:7〜4:6くらい。やっぱり女性が多いと言えども、男性も結構いていいなぁと周りを見渡していると、セッションスタート。

このセッションを通して思ったのは

アウトプットってやっぱり大事。

そもそも81%の女性が働き続けることが出産などの理由からできないそうです。

そのような中でどうやって働くかというと、一番大切なのは自分自身の力で自分を伝えること。どうやってしているかを事実として示すこと。

つまり、アウトプットなんですよね。

あとはリーダーシップを学ぶこと。このような記事がシェアされました。

あとできちんと読もうと思ってまだ読めてないので、読まなきゃ。

[NEW LAUNCH!!!]AWS TGW(Transit Gateway)の発表!!

月曜日に発表されたTransit Gateway!!
こちらの発表も聞きに行ってきました。

私が参加したセッション中で唯一のNEW LAUNCH枠でした。

東京リージョンはまだcoming soonになっており、Asiaはムンバイのみです。

実はre:Inventに行く前にSolution Architect Associateの資格を取ろうとしていたので、勉強していた範囲にかぶっており、聞いていてすごく楽しかったです。驚くほどシンプルになるやん・・・と一人つぶやきながら見ていました。詳しくは公式ブログを読んでください。アップが早すぎて、現地でずっとびっくりしていました。本当にありがとうございます!

その後、スポンサーブースに行ったら、Rossさんと再会!JAWS-UGのピンパッチもつけてくれていて、その隣にいるエバンジェリストのAlejandraさんにもプレゼントしたら即つけてくれました!嬉しかった〜!!

その後AWS Well-Architected FrameworkのChalk talkに参加しました。
Chalk talkは実際にディスカッションしていくタイプのセッションです。
今回は5つの点でどのように参加者が対策をしているか(合ってるか曖昧)に関して話すというものでした。発表した人はSWAGがもらえるというものでした。
その5点は
①運用上の優秀性
②セキュリティ
③信頼性
④パフォーマンス効率
⑤コストの最適化

私はJulioがしているセッションだったので見に行ったのですが、普通に面白かったです!構築などの点をそこまで深く見ることがなかったので、とりあえず帰ったらawsのホワイトペーパーから勉強しようと思います。

そのセッションで2日目は終了しました。また寝る前に明日のセッションを登録して就寝。(誕生日まであと2日)

3日目

後半、体力との闘い

夜も寝てるようで寝れていなかったのか、だんだん体調が悪くなっていきました。元気なんですが、体がしんどい感じ。re:Inventは体力勝負なんだと実感しました。

この日はDeepRacerの発表があり、SNSがざわざわしていましたよね!私もDeepRacer欲しかったなぁ・・・結局セッションの予約合戦に負けて、諦めました。

夜のコミュニティワークショップに参加したかったので、そちらに備えて控えめにしていました・・・そんなことを言いながら、ロデオに乗ってSWAGもらいに行ったりしていましたが・・・ロデオのところのスタッフさん、いい方しかいなかった。笑

初めましても再開も!コミュニティがやっぱり好き!

その夜のコミュニティワークショップでは各コミュニティ代表からLTが行われた後、グループディスカッションが行われました。

私と同じく大学生がいて、驚きました。しかもLT枠!韓国の大学生コミュニティに属している女の子で、お話できて嬉しかったです!!

また、前日に写真を撮ったAnhさんも話しかけてくださって、写真を撮りました!!

久しぶりに会う方もいっぱいいたり、初めましての人にもいっぱい会えたので、すごく素晴らしい時間でした!でももっと色々な国の方と話せたらよかったなぁと少し後悔しています。私自身、ついアジアの方々の方に行ってしまいがちだったので、今度参加するときはリベンジしたい!!英語力つける!!!

会話のきっかけが生まれにくいときは音楽が流れた時に目のあった方と音楽にのりながら踊っていたりしていました。その後に自己紹介をして仲良くなって…ノリと勢いで乗り切りました。笑(誕生日まであと1日)

4日目

ようやく誕生日!

3日目、re:Playの日!29日!そう、つまりようやく誕生日になりました!お酒解禁!(そこじゃない)

Dr.WeanerのKeynoteを聞きに行こうとしたら、時間を勘違いしてふらふらしているうちに別会場で中継を見る形になってしまいました・・・Fenderの方が出てきたり、Alexaとの会話で進んで行ったり。直接聞きたかった・・・自業自得です。

この日は、相変わらずの体調の悪さでしたが、タイのユーザーグループのTakやNatと一緒にいろんなところを回っていました!雨が降っていたので、外にはあまり出られなかったです。その後あまり体調が悪くなり、結局一回ホテルに帰って寝ました・・・

Cliffの勧めで、re:Playに確実に入るために、念の為にバッチのUNDER 21を取り除いていただくため、もう一度Help Deskに行きました。実は今日誕生日で新しく発行して欲しいんです。と言いに行きました。Help Deskのお兄さん、誕生日おめでとう!とお祝いしてくれました。笑

UNDER 21のバッチをもらえないかと聞いたら、セキュリティ上の問題で断られました・・・欲しかったなぁ。

モノレールに乗り、re:Play会場へ!

Dr.WanerのKeynoteの最後にre:Playの様子が流れたのですが、その中にゲームの映像も流れていました。その影響で会場で一個はゲームをしたい!と思い、ボールプールのゲームをしたら、前のおじさんが埋まりかけて、それを助けるために退けたボールに私が埋もれて、本当に死ぬ!!!と一瞬思いました。笑

目の前の光景の全てがボールになる貴重な体験でした…笑

ボールプールのゲームを並んでいるときに、前日のワークショップで出会ったThomasが1列隣に並んでいて、わざわざmessengerを送ってきてくれていて、すごく嬉しかったです!あれだけの人数がいて、覚えてくれていたのが本当に嬉しかったなぁ…

この日が誕生日だということで、タイのユーザーグループの方々から誕生日プレゼントをいただきました。一瞬何が起こったのかわかりませんでした…プレゼントあるから来て!と連絡もらったときは本当にびっくりしました…Thank you so much!

その日のDJ Skrillexのライブではじわじわ攻めていき、最終ほぼ最前線まで行くことができました!すごい叫んだり、出てくる前のBGMで周りの海外の方と一緒に合唱したり、すごい楽しかったです!!!

その日の写真をTwitterにアップすると、公式のre:Inventのアカウントにリツイートされました!!!
深夜の3時まで編集作業をしてよかったです!

大学コミュニティを立ち上げるためのアウトプットの重要性

re:Inventに行って意味があったなぁと思ったことの一つは、韓国大学生たちがどうやって大学生のコミュニティを立ち上げたかという話を聞けたことです。
コミュニティという形じゃなくてクラブという形。AWSにこだわらずに、プログラミングを勉強するという広いスタンスで初めはしたらいいんじゃない?僕たちはそうしたよ!と韓国の大学生のソン君に教えていただきました!ありがとう!ランチの約束、遅れてごめんなさい!(集合時間に起きました。本当にやらかしました。起きた瞬間、時が止まりました。すみませんでした。日本の大学生こんな人ばっかりじゃないから!会ってからずっと謝り倒していました…)

日本だと、東京がそういうクラブなどをしやすい環境に近いのかなとは感じています。韓国勢も釜山でするのに苦労してると言っていて、やっぱりどこも一緒なんだねと盛り上がりました。日本でしようと思うと、どうするのがいいのかなと迷っています。

SNSはうまく使った方がいいだろうし、そもそも私のアウトプットも足りないのだろうなぁとは感じていて。だって何をしたいか言わないと、察せ!と言う方が無理に決まっていますよね。始まってない段階なら、なおのことです。

大阪より東京の方がしやすいのかなと思う面も多いですし。難しいなぁ…気づいたら卒業になりそうで怖いです。 あと1年ちょっと…

改めて、re:Inventに行って

今回のイベントを通して、ずっと感じていたのは、将来、世界中の人に新サービスのローンチによる喜びとか驚きとか。そういうものを提供したい!ということでした。awsは本当にいい意味で予想を裏切ってくれます。新しいものが発表された時に拍手が起こるってすごいことですよね。

同じものが好きな人が集まって、文化が違えど、コミュニティで交流して。そういう現場を見ていると、どんどん海外で働きたい!とだんだん思うようになってきました。関西だけで就活するつもりが、さらに広がって世界に広がってきて、すごくびっくりしています。

とりあえずは日本からのスタートになるかもしれないですが、新しいものにしがみついてみたくなりました。父親にはその話をすると、「いいやん、アメリカで働いたら?」とあっさりOK。東京に行くのは嫌がっていたのにアメリカはいいのか。謎すぎる…英語力だって足りないし、知識不足だって否めないけれど、私は海外で働きたい!人をワクワクさせるサービスを提供したい!そんな就活の始まりです。
時間ないけど頑張るぞ…!読んでいただきありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう🐯

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